【不妊治療】タイミング法で進めているとき、いつよもぎ蒸しを受けたらいいのか教えてください
お客様からの質問で、増えてきたのが「不妊治療のときのよもぎ蒸し」について。
これはお医者さんも教えてくれないこと、よもぎ蒸しサロンだから伝えられること!を深く掘り下げてお話しします。
市川市・行徳、妙典エリア
アラフォーからの妊活と、プレ更年期を応援するサロンです。
- 黄土よもぎ蒸し
- タイ古式マッサージ
今の不調や、モヤモヤするメンタルのお悩みに合わせて施術していきます。
無理が効かない年齢だから、人に頼るケアを始めて欲しいとオープンしました。
不妊治療における「タイミング療法」とは何?
不妊治療における、ファーストステップ。
治療前の検査から、年齢や個々の条件を加味して「最も妊娠しやすいタイミングで性交渉を行う」ことを指します。
基礎体温や、LH検査、超音波などから排卵日を予測し、効果的な性交渉を医師からアドバイスします。
過去の月経周期、基礎体温のグラフから低温期から上昇期の数日を排卵日と推定していきます。
月経周期が28日の方なら、その月の月経が始まってから約2週間後が排卵日になります。
排卵時期が近づくと(生理の終わりかけなどで)通院し、超音波検査で卵胞の大きさをチェックします。
女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が増加して、子宮内膜が少しずつ厚みを増してきます。
心身の調子が良く、周期の中でも明るくいられる時期です。
心身の調子が良く感じるのは、エストロゲン効果です。
エストロゲンは、肌を作り、むくみや体のしなやかさを作るホルモンです。うつにならないように、骨や血管を維持することに貢献しています。
体の至る所にキャッチセンサー(受容体)があるため、このホルモン分泌が低量になると不調が全身に回ってきます。
更年期になると、エストロゲンが減るため、骨が脆くなると言われてるのはこのためです。
排卵期には、粘膜のチェックもします。
子宮頸管の粘液は、普段は子宮内に細菌が侵入するのをブロックしていますが、排卵が近づくと精子を受け入れやすくするために、透明でよく伸びる性状に変わります。
様々なチェックを経て、尿中LH検査(黄体形成ホルモン)をして、医師からタイミング指導が行われます。
【なぜ尿検査?】
排卵の前に、黄体ホルモン(LH)が尿中に大量排泄されることから尿検査をします。
ホルモンの上昇:14時間
ピーク:14時間
下降:20時間
市販品でも、LHサージを検査できるキットがあるので、初期段階では自分でタイミングを測る人もいます。
タイミング療法をしている時の黄土よもぎ蒸しに行ってもいいのか
答えは、YES。
ただし【妊娠の可能性がある時期はNG】ということを覚えておいてください。
- 性交渉以降、次の生理までの期間
- 性交渉後、生理日が来たが、不正出血のようなとき(量が少ない)
- タイミング法で、医師から膣錠を処方されているとき
このような場合は、よもぎ蒸しを控えて様子を見てください。
よもぎ蒸しとするときに、飲み薬は問題がありませんが、直近まで血圧を下げるお薬を飲んでいた、または飲んでいる方はサロン来店前にご相談ください。
不正出血の際は、不安にならず医師に相談してから、よもぎ蒸しを受けに来てくださいね。
よもぎ蒸しで「妊娠力」を上げて「健康とは何か」を見直すきっかけにしてほしい
忘れないで欲しいのが、妊娠期間だけではなくて、ご自身の健康を守るためのよもぎ蒸しであることです。
妊娠のために、よもぎ蒸しに通おう!と集中的になるのではなく、セラピストの会話などから、ご自身の不調と健康へのリテラシーを高めてもらいたいと思っています。
本来、女性の体は自然妊娠できるような奇跡が備わっています。
自然妊娠ができない自分を責めるのではなく、体内の健康を見直すきっかけにしてください。
ぜひ、よもぎ蒸しが妊活のお役に立てますように。
最後に排卵日予測検査薬をご紹介しますね。
ドゥーテストはドラッグストアでも取り扱いがある、メジャー商品。病院に行くのは早いかなぁ・・と思っていたら、自分で学んで取り入れてみてください。